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Meet the Teachers(Kiwi Kids)

◆Kiwi Kids◆ 千葉県成田市 Rei Slaton 先生

IIEEC 主催のMAT セミナーを受講した後、私たちの生徒がより楽しくより効率的に英語を覚えるようになりました。そのことについてお話したいと思います。

私たちは、プリスクールで英語を教えており、3 歳から6 歳までの生徒が平日10 時~2 時まで毎日英語を学んでいます。過去10 年間はこのスクールで慣例的に使われていたメソッドを使用していました。
2010 年の春にこのMAT トレーニングコースを受講した後、早速学んだことを私たちのプリスクールに取り入れたところ、すぐに以下のような変化が見られました。      
                                    【Whole Class】
whole class.JPGぼーっとしたり退屈そうな顔をしたりする子供はもう一人もいません。クラス時間中、子供たちは夢中になり活気がでてきました。 ドリル中の子供たちはとても楽しそうです。またドリルを終えたあとは、”I like English! It’s fun!” などと、うれしい言葉を何度も耳にするようになりました。さらに、集中していない、答えが分からないなどの理由で生徒を注意しなければならないようなことがほとんどなくなり、生徒たちはもっと宿題を出して!などと言うことさえあります。

このような飛躍的な変化が見られた背景には、MAT ドリルが以下のような効果を生み出しているからではないかと感じています。

1.時間の80 %を話すことで、子供たちは退屈している暇がありません
体の動きを入れて”動詞”を取り入れることは、楽しく言葉の意味を深めます。

2.子供たちがお互いに話すことで、お互い楽しく集中した状態が持続できます

3.MAT ドリルは、子供たちにとってゲームをしているかのような興奮があります。
90 分の授業が毎日5 日間続いたとしても、子供たちは楽しく、集中します。

【MAT DRILL in pairs】
mat drill in pairs.JPG4.生きた英語(ネイティブスピード、リズム、イントネーションや発音など)を使うことで、子供たちは新しいフレーズや表現を学んだ後、自然なスピードでほとんどすぐに話すことができます。その上、これらのMAT ドリルは、ただ単純に繰り返す暗唱ドリルより、さらにアクティブな歌のように感じさせます。

今年、2 年目のクラス(3-5歳児)は 現在時制、未来時制を含んだ102 語の動詞を学びました。
(What do you do? What will you do tomorrow? Can you? Do you?)
また、7つの代名詞 (I/you/he/she/it/we/they) を使ったり、 “a”や”an”、 “This” と”That”、”these” と”those” を正しく認識したりすることも合わせながら、want, have, like などを使い名詞が変わるフレーズ(質問と答え)、を 26 週間で学びました
また同時にフォニックス、ライティング、リーディングも行いました。MAT メソッドと『読み』、『書き』、『会話』練習のためのウォールワードチャートのおかげで、子供たちは 12 週間で12 冊の本を読みました。

MAT メソッドを使う前は、同じ概念を学ぶのにもかなりの時間を要していました。 ところが、全ての動詞、または動詞のフレーズにアクションをつけることにより、記憶力を強化し、フレーズを正しく言う能力が飛躍的に伸びました。クリスマスソングや劇にしても、私たちはほとんどのラインに動作をつけて練習したところ、より正確にしっかりとセリフを暗記することができました。MAT メソッドを取り入れることで、楽しみながら学習する、より集中力を持続させ、自ら考えさせるということが実現できました。これまでにないほど、子供たちは学習を楽しみ、早く確実に学習することができるようになりました。

【先生ごっこ】
先生ごっこ.JPGここに子供たちが “先生ごっこ” を楽しんでいる写真を紹介します。
今や、遊びの時間には、ブロックやパズル、おもちゃで遊ぶことよりむしろMATドリルを用いた“先生ごっこ”を好んで遊んでいます。

ところで、私はこのプリスクール以外に、毎週行っているクラス(小学生対象)でLET’S GO のテキストブックを何年も使っています。もちろん以前はMAT メソッドのトレーニングを受けていませんでしたので、自己流に活用していました。正直に言うと生徒の学習成果はあまりあがっていませんでした。初めてMAT セミナーを受講し、教え方を教わった後、私は自信を持ってこのクラスに臨みました。すると、ここでもすぐに明らかな違いが見られました。毎年生徒が覚えるのに苦労していた難しい言葉フレーズが、リズムに合わせてすんなりと覚えられ、翌週も多くの生徒が記憶していました。MAT セミナーでは、複雑な文章をフレーズに砕き、一度に一つずつ教えた後でつなぎ合わせる指導方法も学びました。
  例えば There’s a fox/cat/dog + on/in/by the box.

私はプリスクールの同僚と共にMATトレーニングに2 回参加しました。初めは終了証書を得るためと新しいメソッドを学ぶためでしたが、2 回目に参加したときは、このメソッドをさらに理解し、間違えたやり方や足りないところに気がつきました。この春は2 日間のセミナーを受講する予定です。今回は復習と、新しい内容を学ぶことを目的としており、さらに私が最も興味を持っているMAT フォニックスなどが含まれているそうなので楽しみにしています。

MAT メソッドは完全に私たちの学校を変えました。kiwicertificate.JPG
MAT メソッドのおかげで、子供たちはこれまでの半分の時間で2倍の内容を習得することができました。また単なる暗記ではないため覚えたことを忘れずに定着させています。これまでの学習方法に比べ、子供たちはより流暢に自然なスピードで話すようになりました。MAT メソッドに出会うことができて感謝しています。仲田律子先生をはじめ IIEEC の皆様のおかげで、私たちの学校がより楽しく充実した時間に変わったと実感しています。ありがとうございました。