コンテンツへスキップ

大阪Study Group Meeting 9月9日開催レポート 

9月に入ったとは言え、まだまだ暑かった9月9日、たくさんの熱心な先生方の参加を得て、熱~い勉強会を開催できて、スタッフ一同感謝しています。

オープニングはいつものようにトピックにちなんだ歌です。”Farmer In the Dell”の音楽に合わせて、”What can you do? ……I can swim.”と替え歌を楽しみました。耳になじんだ曲だから生徒の皆さんは歌詞に集中して歌うことができますね。そしてMATではおなじみですが、Question部分を歌うグループと Answer部分を歌うグループに分かれて歌いました。いつでもどんなときでも、「英語をやがて使えるように・・・」を意識して教える仕組みになっているのです。

PK1.jpgさて、今回のトピックは比較的初期に導入することの多い “What can you do? I can swim.”でした。PK1ではMAT METHODのPractice Systemのそれぞれのステップを意識して手順の確認をしました。それだけではなく、今回の私たちのテーマはcanを使ったsentence patternをいかに膨らませ、子どもたちが本当に言いたいことを言えるように、そして飽きさせずに復習を繰り返し、定着させていくかということでした。具体的には否定形のcan’tや目的語を必ず取る動詞(他動詞)例えば”play baseball”の目的語をgolfやbasketballに増やしていくやり方をご紹介しました。Actionを有効に使ってスポーツも楽器も楽しく導入できましたね。まずはひとつの目的語でしっかり動詞を定着させ、やがて目的語を増やせば、子どもたちが本当にできること、できないことを言いやすくなりますよね

PK2.jpg PK2では主語をI からHe / Sheに変え、さらには固有名詞にしていく展開例をお見せしました。代名詞は中学校に進んだ子どもたちがつまずきがちな文法項目ですね。その理由のひとつは日本語では「私」「彼」「彼女」を省略して話すことが多いからではないでしょうか。canのsentenceは三人称単数現在のSを意識せずにHe/Sheの練習できる格好の題材です。最初にcanの文を練習した数か月後に今回のように展開すればcanの復習もしながら代名詞もしっかり学ぶことができますよ。

Halloween Activity.jpg その他にも接続詞のand, but , becauseなどを使ってより長い文を言えるようにしたり、Role Play中のcontextに合うセリフを考えたりと、「考える」瞬間を大事に復習する展開例などもご紹介しました。子どもたちが「英語を使える」ようになるためには「英語で考える」ステップがとても大切です。比較的高学年の生徒さんに、ぜひチャレンジさせてあげてください。

skeleton 2.JPG
毎回、後半部分で季節にあったActivityやcraftや絵本を紹介しています。今回も骨のパーツを集めて骸骨を完成させるゲームや「魔女のように歩く」といったジェスチャーゲーム、そして市販の使い捨て手袋を使った簡単クラフトをご紹介しました。楽しかったですよね。お教室のハロウィーンパーティーでもみんなで盛り上がってください。

楽しいうちにあっという間に3時間が過ぎていきました。Activityを楽しく、リズムよく、だらけずにするためにもMATMETHODでしっかりDRILLをしておくことが必要であると思いませんか?のちのちの応用問題をスムーズにするために算数で九九を集中的にするのと考え方は一緒かもしれません。しかもMAT METHODなら楽しみながらゲーム感覚でできます。今回ご紹介したことをぜひ実践してみてください。
Carry the ghost.JPGget some cnady.JPG

次回の大阪Study Group Meetingは
12月2日(日)です。 
詳細はこちら

皆さまのご参加を
お待ちしております!

【IIEEC大阪スタッフのブログ もぜひご覧ください】