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MATは単なるパターンプラクティスなのか?|意味ある反復で“Think in English”へ

「MATはパターンプラクティスですか?」という問いをいただきます。外見だけ見れば、MAT 6-second DRILL(6秒ドリル)は機械的な反復に見えるでしょう。しかし答えはNOです。MATメソッド®の6秒ドリルは、機械的な繰り返しではなく、意味ある反復なのです。

意味ある反復とは何か

単語をゲーム感覚で楽しく覚え、記憶を定着。定着した単語をセンテンスで使いこなし、自然な会話へ。MATメソッド®の6秒ドリルは、単語から「生きた英語(Living English)」へと導く最初の一歩です。何事も、体の中に覚えこませないと、身につきません。意味ある反復は、子どもたちが実践で使える表現を段階的に身につけるための “学びの仕組み”なのです。

レッスンの鍵はテンポ感にあります

MATメソッド®の命はテンポです。これにより、ただでさえ短い子どもたちの集中力を保ち、ゲームのような楽しさで発話を促します。また、戸惑いを減らし、安心の中で成功体験を重ねる設計もMATメソッド®の特徴のひとつです。

「型の暗唱」ではなく、「会話の基礎」づくり

このように、MATメソッド®は、パターンプラクティスが陥りがちな「機械的反復」でも「単なる暗記」でもありません。目標は上手に暗唱することではなく、子どもたちが英語を自分の言葉として使うこと。MATでは6秒ドリルで日本語を介さず楽しくたくさん発話することで「Think in English」を目指します。これが会話の基礎を形づくるのです。ゆっくりした練習では得られない、生き生きとした本質的な学びがここにあります。